Program for EU-Japanology Education and Research(PEJER)
メンバー紹介
 
研究紹介
 
  専門分野は,日本・南アジア考古学,博物館学。近年は西インドの石窟寺院の展開に関して,美術史分野や仏教史分野などの研究者と共同して,調査研究を行っています。編著には,『紀伊半島の文化史的研究』(清文堂出版),『祇園精舎』(関西大学),『八十塚古墳群の研究』(関西大学),『博物館学ハンドブック』(関西大学)などがあります。
 
 
 
講義内容
 
 世界の各国・地域では日夜,考古学的な調査研究が進められています。しかし,その関心の所在や方法論,史資料の取り扱い方などは,それぞれの発展過程も影響して,必ずしも一致していない現状にあります。講義では考古学史を背景に,日米欧を中心に基本的な調査研究の実例を解説します。あわせて,関西大学博物館と考古学研究室が所蔵する資料を用いて,考古遺物の資料化の方法とそれを通じて獲得できる多彩な成果の事例を紹介します。
 
 
 
メッセージ
 
 春秋2回実施するフィールドワーク(調査研究旅行)は,各担当者・ゲストスピーカーによる横断的な講義・実習を基礎に,本プロクラムのワークショップの場などで受講生が発信するデータや論文の情報獲得をはじめ,多様な専攻分野をもつ受講生が学際的・学融合的に実践することを目的とする試みです。この主旨を理解したうえで,主体的・能動的な行動を通じて,多角的・独創的な成果を獲得することを期待しています。
 
 
 
大学院教育改革支援プログラム 関西大学EU―日本学教育研究プログラム