専門は中世から近世に至る日本仏教彫刻史。各地の仏像悉皆調査はもとより、奈良・京都・大阪を中心に、青森から沖縄まで調査活動を続ける。浄土真宗西本願寺派の阿弥陀如来像の研究をはじめ、未開拓の分野を調査・研究している。
全2回。1回目-在欧日本美術コレクションは日本美術流出の歩みでもあり、そこにどのような傾向が認められるのか当時の日本での動向や関心を含めて、明治の廃仏毀釈から戦前までの動向を解説する。2回目-在欧日本美術コレクションは日本での日本美術評価にはない視点でコレクションが形成されている。既存の日本美術とは異なる視点を意識しながら戦後の海外コレクション動向を概観してみたい。
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