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日本近世文学を研究している。特に、西鶴やその他の上方作者の浮世草子や、上
方の読本(よみほん)などの近世小説を専攻にしている。研究の視点は、浮世草子・
読本などの刊本小説(出版メディア)が、舌耕文学(口承メディア)と写本の実録体
小説(書承メディア)をどのように摂取して成り立っているか(あるいは相関関係が
あるか)というところにある。
現在の興味関心は、赤穂浪士(忠臣蔵)説話の展開である。日本において、赤穂浪
士人気は江戸時代から明治昭和まで続く。この赤穂浪士ブームは日本を代表する文化
現象のひとつであろう。実録・小説・芝居・芸能などさまざまなジャンルの赤穂浪士
ものがある。まず今は、実録写本と刊本小説の関係を研究している。
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フィールドワーク「板本(刊本)」
近世初期には「木版印刷」による「出版」がはじまった。近世は出版の時代と称される所以である。この木版印刷の方法を知り、板本のさまざまな形態を学ぶ。板本に隠されたさまざまな情報を読み解く目を養いたい。
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近世の板本の魅力を探りましょう。
細やかな彫りと摺りの職人技を感じ取りましょう。
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