AGxKANSAI 2022 Art and Philosophy in the 22nd Century After ARAKAWA+GINS

会期: 2022年3月11 - 15日 会場: 京都芸術大学(対面+オンライン)

ワークショップ(対面)2(J/E)
建築する身体になること

木田真理子 *日英通訳つき

本ワークショップは、身体を通して体験的に荒川+ギンズの思想を理解することを目標とする。荒川+ギンズは、建築を身体の延長と捉え、それを養老天命反転地(1995)や三鷹天命反転住宅(2005)などの実験的な建築作品で表現してきた。これまでにも建築作品の特殊な環境の中で、彼らの思想の糸口を体験的に理解する多様なワークショップが実施されてきたが、今回は環境と身体のあいだにモノを介在させることで、身体の新しい可能性をひらくことを試みる。共同でつくる身体とはどのようなものだろうか。その身体は「建築する身体」なのだろうか。モノをつかって身体を延長/構築する実験を数人のグループに分かれて行うことで、「建築する身体」への理解を深めたい。

略歴:ローザンヌ国際バレエコンクールで入賞後、アメリカ、カナダ、スウェーデン、ドイツのダンスカンパニーで活躍。スウェーデン王立バレエ団在籍時に、バレエ界の巨匠マッツ・エックの新作『ジュリエットとロミオ』でジュリエット役を踊り、バレエ界で最も権威的な賞とされるブノワ賞を日本人で初めて受賞したのをはじめ、スウェーデン、イタリアなどで最優秀ダンサー賞、日本では文化庁長官表彰(国際芸術部門)を受賞。2021年4月より芸術文化観光専門職大学准教授。

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