KansaiUnivercity Program for EU-Japanology Education and Research(PEJER)

EUワークショップ

国際ワークショップ「第3回EUワークショップ」実施報告

去る2011年11月4日(金)、関西大学大学院文学研究科副専攻「EU-日本学」では、国際ワークショップとして、「第3回EUワークショップ」を開催しました。

今回の「第3回EUワークショップ」は、ベルギーのルーヴェン大学で開催された「第3回Japan Week」の一環で、2009年度の「第2回EUワークショップ」以来、2年ぶりに開催されたものです。関西大学国際部に全面的にご協力いただき、文学研究科のみならず、社会学研究科にも参加を呼びかけ、本学とルーヴェン大学の若手研究者の学術交流を目的に研究報告セッションを設けました。「日本のポピュラーカルチャー」という統一テーマのもと、本学文学研究科大学院生の久保田喜行氏、古西遥奈氏、向江駿佑氏、社会学研究科大学院生の鍾允順氏、柴台弘毅氏、ルーヴェン大学大学院生のRoselyne Francken氏、Annelore D’haeseleer氏、Stefan De Pooter氏が日頃の研究成果を報告しました。

これまでのEUワークショップでは、文学研究科に所属する大学院生が中心であったため、文学研究科では取り上げられることの少ない「AKB48」、「ニコニコ動画」をテーマ化した社会学研究科の大学院生による研究報告は、新風を巻き起こすことになり、これまで以上に活発な議論が日本語、英語の2か国語によって展開されました。

なお、本ワークショップの成果報告書『関西大学大学院文学研究科副専攻「EU-日本学」平成23年度活動報告書 第3回EUワークショップ報告論文集』が2012年3月に刊行されました。また、国際部発行の『関西大学日本・EU研究センター報』にも「第3回EUワークショップ」における研究報告の概要が掲載されています。