KansaiUnivercity Program for EU-Japanology Education and Research(PEJER)

KUワークショップ

国際ワークショップ「第3回KUワークショップ」実施報告

去る2010年10月29日(金)~31日(日)、関西大学大学院文学研究科副専攻「EU-日本学」では、国際ワークショップとして「第3回KUワークショップ」を開催しました。

第1日目の10月29日(金)には、ロンドン大学SOASからJohn Carpenter教授をお招きし、「Cultural Symbolism in Still-Life Surimono of the Bunka-Bunsei Era」という論題で記念講演いただきました。さらに、今回のワークショップの新たな試みとして、ドイツのデュッセルドルフ大学とのTV会議セッションを設け、関西大学会場からデュッセルドルフ大学現代日本研究科のYu Yueh-Chen氏、デュッセルドルフ大学会場から本学大学院生の段野沙緒里氏が研究成果を発表しました。第2日目の10月30日(土)には、研究報告セッションを設け、本学大学院生の恵崎麻美氏、古田紀子氏、古西遥奈氏が、Anna Křivánková氏(チェコ、カレル大学)、Bregt Vyncke氏(ベルギー、ルーヴェン・カトリック大学)とともに研究成果を発表しました。2日間にわたる記念講演・研究報告セッションは、本学大学院生とEU諸国の教育研究機関に所属する若手研究者が、学際的、かつ国際的な日本研究とは何かを考えるきっかけとなり、その後に行われた懇親会によって、さらに親睦を深めました。

第3日目の10月31日(日)には、EU諸国の若手研究者3名と関西大学大学院生有志が、八尾市・大阪市でフィールドワークを行いました。安中新田会所跡 旧植田家住宅、通天閣(新世界界隈)、ジュンク堂書店千日前店を見学し、大阪の生活文化、食文化、出版文化を調査しました。

なお、本ワークショップの成果報告書『関西大学大学院文学研究科副専攻「EU-日本学」平成22年度活動報告書 第3回KUワークショップ報告論文集』が2011年3月末に刊行される予定です。

記念講演の様子
記念講演の様子
TV会議セッションの様子
TV会議セッションの様子
研究報告の様子(1)
研究報告の様子(1)
研究報告の様子(2)
研究報告の様子(2)
ディスカッションの様子
ディスカッションの様子
懇親会
懇親会