KansaiUnivercity Program for EU-Japanology Education and Research(PEJER)

KUワークショップ

国際ワークショップ「第4回KUワークショップ in 飛鳥」実施報告

去る2012年3月11日(日)・12日(月)、関西大学大学院文学研究科副専攻「EU-日本学」では、国際ワークショップとして 「第4回KUワークショップ in 飛鳥」を開催しました。 昨年10月に開催した「第4回KUワークショップ in デュッセルドルフ大学」と対になる形で、これまでとは趣を変え、 関西大学セミナーハウスの1つ、飛鳥文化研究所・植田記念館で1泊2日の合宿形式による研究報告会を実施しました。

第1日目の3月11日(日)には、3つの個人報告セッションを設け、本学大学院生の木村洋平氏、藤井陽輔氏、Huybrechts Tyas氏が、 Nils Dahl氏(ドイツ、デュッセルドルフ大学)、Nele Noppe氏(同志社大学)、Stefan De Pooter氏(ベルギー、ルーヴェン大学)とともに 日頃の研究成果を発表しました。 第2日目の3月12日(月)には、大阪大学大学院特別研究生のLudgera Lewerich氏と本学大学院生の藤田恵莉氏がグループ報告を行いました。 2日間の研究報告会で取り上げられたテーマは、日本の歴史からインターネットなど日本の現代社会を対象としたものまで多岐に わたり、活発な議論が行われました。 日本研究の多様性を実感させられるワークショップとなりました。

研究報告会終了後、飛鳥の古代遺跡に関わるガイダンスを聴き、本学の大学院で考古学を専攻している木村氏、藤井氏のガイドによって 石舞台古墳、飛鳥京遺跡、酒船石遺跡などを見学しました。 3月とは思えぬ吹雪の中の飛鳥見学会となりましたが、石舞台古墳近傍の茶屋での古代米体験、また、第1日目の夜に行われた懇親会とともに 参加者相互の親睦を深める機縁になったことと思います。

なお、本ワークショップの成果報告書として、『関西大学大学院文学研究科副専攻「EU-日本学」平成23年度活動報告書 第4回KUワークショップ in 飛鳥』(仮題)が 2012年度中に刊行される予定です。

研究報告の様子(1)
研究報告の様子(1)
研究報告の様子(2)
研究報告の様子(2)
研究報告の様子(3)
研究報告の様子(3)
ディスカッションの様子
ディスカッションの様子
会場の様子 
会場の様子
飛鳥見学会の様子
飛鳥見学会の様子