研究室選択を考えているみなさんへ
未来社会実現に貢献する研究開発
カーボンニュートラルの実現と超スマート社会(Society 5.0)の構築は、いま世界が総力を挙げて取り組む最重要課題です。太陽電池をはじめとする再生可能エネルギーデバイス、あらゆるモノがつながる時代を支えるエネルギーハーベスティング技術、そして限りある資源を循環させるリサイクル・アップサイクル技術は、いずれも材料科学・デバイス物理・電気化学・情報科学といった幾多の技術の融合なくしては完成しません。しかも技術競争は世界的な視野で激化しており、新たな概念の導出が常に求められる時代となっています。
本研究室では、シリコン系・ペロブスカイト/シリコンタンデム型太陽電池の高効率化、IoT社会に向けた次世代エネルギーハーベスティングデバイス、シリコンのリサイクル・アップサイクルによる循環型社会への貢献、そして機械学習・データ科学を駆使した新しい材料開発に取り組んでいます。半導体を中心とする学問的基礎を持ちつつ、脱炭素という新しい境界分野に突き進む若い力を本研究室は育てます。探究心に富み、チャレンジ精神旺盛な学生諸君の参加を歓迎いたします。
学部生への指導方針
研究を行うための基礎力を養成するために、基本的実験技術を実践的に習得します。具体的には、真空成膜技術(スパッタリング、原子層堆積 (ALD) など)、光学・分光評価技術(分光エリプソメトリー、ラマン分光、赤外分光)、電気特性評価、化学分析、そしてクリーンルームでのデバイス作製プロセスなどです。さらに、実験だけにとどまらず、デバイスシミュレーションや機械学習を用いたデータ解析といった、これからの材料研究に不可欠な計算科学の手法にも触れます。また自分で実験システムや実験計画を構成し、自分で関連技術の専門書や英語文献等を調べ、考察するといった、研究を行うための基本的な姿勢を身につけます。
博士前期課程学生への指導方針
2年間の間に学会での発表を1回以上は経験できるように指導します。標準的には、1回目は国内学会(応用物理学会や日本太陽光発電学会など)で口頭発表、2回目は国際学会にて英語で口頭発表あるいはポスター発表を行います。学会発表を経験することにより、初めて研究者や技術者になるという意識に目覚めることとなります。学外の研究者から質問を受け、それに答えていくことにより、各自の研究の意義や問題点が改めて認識できます。2回以上の学会発表経験を持つことにより、修士論文をまとめていくに足る内容に到達できます。また、希望者にはエネルギー・半導体・材料関連企業の開発・研究部門でのインターンシップを経験させる場合もあります。
博士後期課程学生への指導方針
世界に通用する研究者に育つように、いろいろな刺激を与えて研究指導を行います。最先端の科学研究を推進するには、幅広い知識と深い洞察、そして行動力が要求されます。情報収集力は研究者にとって非常に重要であり、そのためには英語力が要求されます。そこで、外国で開催される国際会議での口頭発表を、年1回以上は経験してもらいます。国内外の研究機関との共同研究の機会も多く、外国研究機関に数カ月滞在してのインターンシップも積極的に経験させます。世界に通用する研究成果を国際論文誌に発表できるように、指導していきます。
関西大学大学院への外部受験を検討中のみなさま
本研究室は大学院理工学研究科システム理工学専攻電気電子情報工学分野機能性材料・デバイス領域に属しています。
本研究室で研究することを検討している方は、黒川(kurokawa[at]kansai-u.ac.jp)まで直接ご連絡ください。
その他の詳細は、以下大学院入試情報サイトをご確認ください。
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