施設・設備

蓄電デバイス開発室(CIC)

蓄電デバイス開発室(CIC)

電気エネルギー材料開発ユニット研究室1(HRC)

電気エネルギー材料開発ユニット研究室2(HRC)

電気エネルギー材料開発ユニット研究室3(HRC)

電気エネルギー材料開発ユニット研究室4(HRC)

エネルギー材料構造解析室(補正予算購入の装置)

共通機器室2

蓄電デバイス開発室(CIC) ▲ Top

電気化学測定システム(IviumStat.h)

[北斗電工]

 

装置重量が4kgとコンパクトでありながらも、10Aまでの大電流測定や、サイクリックボルタンメトリー、

交流インピーダンス測定などの電気化学測定が可能な電気化学測定装置です。


電気化学測定システム(Bio Logic×2

[東陽テクニカ]

ポテンショスタット、ガルバノスタット、インピーダンスアナライザ(FRA)を搭載する 高性能、多機能な電気化学測定器です。

サイクリックボルタンメトリーや交流インピーダンス測定などの電気化学測定が可能です。

微小電流、大容量ブースターやアナログ波形のような滑らかな電圧掃引ができます。


ピュアボックス (1人用)

[YAMATO]

自動循環器付きのグローブボックスです。

こちらはピュアボックス内に油圧プレス機があり、Ar雰囲気下で加圧作業が行えます。

また、大型・小型パスボックスが併設されているためガス置換が素早く行えます。


高真空ライン

[当研究室制作]

 

非常に高真空(<0.3Pa)で減圧乾燥が可能です。イオン液体の不純物の除去やゲル電解質の作製などに使います。

非水蓄電デバイス開発室(CIC) ▲ Top

ピュアボックス(4人用)

[YAMATO]

 

自動循環器付きのグローブボックスです。こちらは本来2人用のグローブボックスを2つ連結させています。


ピュアボックス(1.5人用)

[YAMATO]

自動循環器付きのグローブボックスです。上記のグローブボックスよりも作業スペースが広くなっています。


高精度・多検体ガス吸着量測定装置

[三ツワフロンテック]

試料に不活性ガスを吸着させて、その吸着量や吸着の仕方から表面積や表面の形態を知ることができます。

この装置は最大2サンプルのミクロ孔の細孔径分布の測定が同時に行えます。


ドライルーム

[宝泉]

 

空気中の水分量を徹底的に減らした試験室で、水分を嫌う作業を行う際に使用します。

こちらのドライルームでは電極作製や電解質の調製などを主に行っています。


ロールプレス

[宝泉]

電極のプレス処理を行う際に主に使用します。

プレス荷重やロールのギャップを調節することで、各々の目的に合わせたプレス処理が可能です。


アルミラミネートセル用電極作製装置

[宝泉]

電気化学測定用のアルミラミネートセル用の電極を作製する際に使用します。


紫外可視分光光度計

[オプトシリウス]

200nmから850nmまでの波長を測定できる紫外可視分光光度計です。

短時間での測定が可能です。


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X線光電子分光分析装置(XPS)

[JEOL]

 

X線によって試料から発生させた光電子を分析します。試料表面の元素含有量を調べたり、
原子価数の解析から特定の元素がどのような結合をしているかを知ることができます。


試料水平型X線回折装置(XRD)

[Rigaku]

 

試料の結晶構造の解析を行う装置で、表面が平滑でない試料や薄膜の測定も可能です。
さらに充放電中のリチウムイオン電池の電極構造をリアルタイムで観測できるオプションも装備しています。


走査型電子顕微鏡,エネルギー分散型X線分析装置(SEM-EDX)

[日立ハイテク,EDAX Japan]

 

最大約5万倍の高倍率でサブミクロンオーダーの物質の形態を観測できます。
さらにエネルギー分散型X線分析装置により元素の定性・定量分析も可能です。


断面試料作製装置(CP)

[JEOL]

断面加工を行うためのイオンミリング装置です。電極などの複合材料の断面作製に用います。


レーザー回折散乱式粒子径分布測定装置

[HORIBA]

粉末試料にレーザーを当てて回折させることで粒径の分布を測ることができます。
湿式・乾式の両方に対応しています。


熱分析装置(DSC, TG/DTA)

[日立ハイテク / 島津製作所]

   

示差走査熱量計(左:DSC)では試料が状態変化を起こす温度を知ることができます。

示差熱・熱重量同時測定装置(右:TG/DTA)では試料の熱分解挙動を詳しく知ることができます。


充放電装置(BTS×5)

[NAGANO]

 

30チャンネル測定可能な充放電装置が5台設置してあり、最大で150チャンネルの同時測定が可能です。

測定は室温が25°Cに保たれた恒温室にて行っています。


真空式グローブボックス

[美和製作所]

自動循環器付きのグローブボックスになります。

本体及びサイドボックスが真空排気できるのでガス置換が早く行えます。


ピュアボックス(1人用)

[YAMATO]

自動循環器付きのグローブボックスになります。

冷蔵庫を併設しており、サンプルの低温保存が可能です。

大型・小型のパスボックスがあり、ガス置換が早く行えます。


真空式グローブボックス(1.5人用)

[ブライト]

自動循環器付きのグローブボックスを設置しています。

作業スペースが広く、多くの試薬や小型機器を収容可能です。

大型・小型のパスボックスがあり、ガス置換が早く行えます。

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ドライルーム

[五和工業]

 

空気中の水分量を徹底的に減らした試験室で、水分を嫌う作業を行う際に使用します。

こちらのドライルームではラミネートセルの作製などを主に行っています。


ユニット型精密ロールプレス

[宝泉]

高精密なロールプレス機です。主に電極のプレス時に使用します。


アルミラミネート成型機

[五和工業]

 

電気化学測定用のアルミラミネートセルを作製する際に使用します。


カールフィッシャー水分計×2

[京都電子工業,MITUBISHI CHEMICAL ANALYTECH]

 

水分量を測定する装置で、数ppmの微量水分まで測定することができます。
右側の装置は液体中だけでなく、気体中の水分量も測定可能です。


マッフル炉

[ADVANTEC]

硫黄と活性炭を複合する際に使用します。


電気管状炉

[AS ONE]

活物質の合成や活性炭の作成に用います。


電池サイクル寿命・特性試験装置

[計測器センター]

電池に特化した充放電装置で、高精度な測定を行うことができます。


遊星型ボールミル(P7-premiumline, P5)

[Fritsch Japan]

試料とボール(ビーズ)を容器に入れて高速で遊星回転させて試料を粉砕します。

左側のplemiumlineは1100rpmという高速回転が可能で数分でナノオーダーまで粉砕することができます。

右側のP5型は一度にたくさんの試料を扱うことができます。


フーリエ変換赤外分光光度計

[ブルカージャパン]

非常に軽量でコンパクトなFTIRです。

モジュールを交換することにより拡散反射法、ATR法、KBr法で試料を測定することができます。


遠心分離機

[AS ONE]

小型の卓上遠心分離機です。最大回転数は6000rpmです。

4本の遠沈管を装填可能です。


プラズマ表面処理装置

[TECHNOALPHA]

電子基板、ガラス基板、金属基盤、プラスチック素材、粉体材料など、様々な材料のプラズマ処理が可能です。

手軽に安定したプラズマを発生させることが可能です。


表面・界面物性解析装置 (SAICAS)

[日鉄テクノロジー]

鋭利な切削刃を用いてサブミクロンの精度で、試料表面から界面にかけて低角度(約0.1°)で斜め切削し、
接着層を剥離させ物性の解析ができます。

電気エネルギー材料開発ユニット研究室3(HRC)

遊星型ボールミル(P7-premiumline)

[Fritsch Japan]

試料とボール(ビーズ)を容器に入れて高速で遊星回転させて試料を粉砕します。

1100rpmという高速回転が可能で数分でナノオーダーまで粉砕することができます。


かさ密度測定器

[筒井理化学器械]

タッピングにより密充電かさ密度を測定する装置です。


有機微量元素分析装置(FlashSmart)

[Thermo Fisher Scientific]

ダイナミック閃光燃焼法により、サンプル中の炭素、水素、窒素、硫黄、酸素の濃度を測定します。

有機・無機・固体・液体など様々なサンプルを測定することができます。


粒子径分布測定装置(Partica LA-960V2)

[HORIBA]

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置です。

10nm - 5.0mm と非常に広い測定レンジを有し、ナノ領域でも精度の高い測定が可能です。


充放電装置(SD8)

[北斗電工]

電池の基礎研究・開発から寿命試験・評価試験まで幅広い測定に対応します。

測定データは最速10msecで取り込み、電圧・電流の急激な変化を捉えることができます。


充放電装置(chroma)

[穂高電子]

二次電池とEDLC用に開発された試験装置です。

多様な試験を一台で実現でき、高精度な測定を行うことができます。


ピュアボックス×2

[YAMATO]

自動循環器付きのグローブボックスです。本体及びサイドボックスが真空排気できるのでガス置換が早く行えます。


硬X線光電子分光分析装置

[アルバック・ファイ]

硬X線によって試料から発生させた光電子を分析します。

従来の分析装置と比較すると検出深度が大きく、非破壊で深い位置にある元素の含有量やその結合状態を調べることができます。

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光学顕微鏡(SELMIC SEL-270)

[SELMIC]

金属顕微鏡に近い倍率領域を持つ長作動型高倍率ズームレンズを搭載し、

深い被写界深度を誇ります。主に電極表面を観察するために使用します。


走査型電子顕微鏡,エネルギー分散型X線分析装置(Flex-SEM+EDX)

[日立ハイテク]

最大約5万倍の高倍率でサブミクロンオーダーの物質の形態を観測できます。

さらにエネルギー分散型X線分析装置により元素の定性・定量分析も可能です。

また、透過電子観察(STEM)によって、組成や構造のより詳細な観察を行うことができます。


電気化学反応可視化コンフォーカルシステム

[レーザテック]

リチウムイオン電池のIn-Situ観察ができる顕微鏡です。

活物質の膨張やデンドライト成長などをリアルタイムで観察することができます。


マッフル炉

[ADVANTEC]

電極材料の合成に使用します。


充放電装置(chroma)

[穂高電子]

二次電池とEDLC用に開発された試験装置です。

多様な試験を一台で実現でき、高精度な測定を行うことができます。


凍結乾燥機

[AS ONE]

活物質などの材料を乾燥させるために使用します。

材料の形状を維持したまま乾燥させることができます。


マルチターゲットコンパクトコーター

[サンユー電子]

基板、極板表面に少量の金属種を堆積させ、薄膜を形成することができます。


電界放出形走査電子顕微鏡 (FE-SEM)

[日立ハイテク]

対象試料に電子線を照射した際に放出される二次電子等を用いて微小な物質を観察することができます。

さらにエネルギー分散型X線分析装置により元素の定性・定量分析も可能です。

また、透過電子観察(STEM)によって、組成や構造のより詳細な観察を行うことができます。

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3D顕微レーザーラマン分光システム

[Tokyo Instruments]

主な用途: 材料表面構造、物性解析
サブミクロン~ナノメートル領域の物質の化学的構造を3次元計測できる高空間分解能をもつ

共焦点顕微レーザーラマン分光装置で、溶液、粉末、結晶、気体状態の測定が可能です。

蓄電デバイス用材料以外に、電子工学系材料、液晶、薄膜材料、結晶系、

ガラス系、生体試料の構造解析にも適しています。


新世代走査型プローブ顕微鏡システム

[島津製作所]

 

主な用途: 微小表面形状測定(デバイス構造測定、絶縁性物質の表面測定など)
周波数検出方式を採用した新世代の走査型プローブ顕微鏡で、

原子間力顕微鏡によりデバイス構造などを高感度・高分解能で測定できます。

また、グローブボックス内での測定ができるため、水分や酸素などを除去した特殊な環境下での測定も可能です。


高分解能3DX線顕微鏡

[Rigaku]

 

主な用途: 材料の微細構造の解明、定量計測
高輝度X線発生装置と高分解能X線カメラの組み合わせにより、

非破壊で系内部のサブミクロン領域が観察できます。

また、用途に応じたX線エネルギーが選択可能であるため、

従来のX線顕微鏡では観察が困難であった材料も使用できます。


グロー放電発光分析装置

[Rigaku]

 

主な用途: 定性分析、定量分析、表面分析、深さ方向分析
グロー放電プラズマによりスパッタされた試料表面の原子スペクトルを計測することで深さ方向の分析ができます。

電極中の元素深さ分布、金属材料の添加元素・不純物元素調査やめっき材の膜厚・界面元素調査が可能です。

また、組成の異なる材質についての膜厚評価も可能です。

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卓上NMR

[Oxford Instruments]

高い磁場均一性と温度安定性を備えた、60MHzの永久磁石を使用した卓上NMRです。
化合物の分子構造に関する情報が得られます。