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地理学・地域環境学教室

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学部

資格

地理学・地域環境学専修では、文学部で取得できる教員免許、学芸員資格などの資格が取れるほか、地理学・地域環境学専修だけで取得できる資格である地域調査士の資格をとることができます。

教員免許

高等学校地理歴史科、公民科、中学校社会科の第一種教員免許が取得できます。地理学・地域環境学専修(旧地理学専修を含む)では、多数の卒業生が近畿地方を中心として、公立・私立の中学校・高等学校で教員として活躍しています。以前には学部を卒業して教員になった人が多かったのですが、近年では大学院に進学した後に、教員になる人の割合が増加してきました。

教員免許

学芸員資格

博物館、美術館、資料館、教育委員会などで研究、調査、教育、展示などの仕事に従事するのが学芸員です。地理学・地域環境学専修(旧地理学専修を含む)の卒業生のなかには、この資格を取得して博物館や教育委員会などに就職し、専修で学んだ知識・技能を活かして、遺跡の発掘・測量、地図の研究・整理・展示、交通の科学や歴史の展示・教育などの業務に携わる学芸員として活躍している人たちもいます。また、教員と同様に、近年では大学院に進学後、学芸員になる人も増加してきました。

学芸員資格

地域調査士

地域問題のメカニズムの解明や地域の将来を切り拓く地域計画・地域政策の立案のためには、地域の実態調査は欠かせません。地域調査士は地域調査の専門家としての知識・技能を備えた人に対して、(公)日本地理学会が認定する資格です。この資格は厳格なカリキュラムと授業内容の審査により、日本地理学会が地域調査士を要請するに値する要件を備えていると認定した学科・専修を卒業した学生だけを対象としています。資格申請に必要な授業科目を習得し、さらに「地域調査士講習会」を受講して、日本地理学会に申請すれば資格を得ることができます。関西大学の地理学・地域環境学専修は全国でも数少ない地域調査士の資格が取得できるところの一つで、現在では地理学・地域環境学専修学生の半数ほどが地域調査士の資格を得て卒業していきます。

地域調査士

GIS学術士(2021年度入学生から対応)

地球上のあらゆるものは地図情報として扱えます。それらを可視化し関係性を示したり、分析に利用するのがGIS(地理情報システム)です。GIS学術士は(公)日本地理学会が認定する資格です。近年は民間、行政、教育とあらゆる分野においてGISが活用され、地図表現の基本と位置情報の持つ意味と価値を正しく認識した人材は今後ますます求められます。資格認定に必要な科目を習得し、日本地理学会に申請すれば資格が認められます。*本資格は2021年度入学生からのカリキュラムに対応します。2022年度に科目認定申請予定。

地域調査士